2016年は、ゲス川谷さんとベッキーさんにはじまり「不倫の年」といってもいいほど、有名人の不倫騒動が話題になった年でした。もちろん、“倫理にあらず”という言葉が示すように、不倫はよくないと考えられています。ですが、主婦の友社が調査したアンケート結果によれば、不倫が許せないと回答した人は25%以下だったんです。一体どういうことなのでしょうか。
不倫が絶対許せない主婦の友社が1,016名の男女(既婚者64.2%、未婚者35.8%)に、不倫について調査したところ、不倫が「絶対に許せない」と回答したのは24.3%。
「別にかまわない」と回答したひとは、24.8%。「場合による」と回答したひとは、50.9%でした。つまり、今回の調査では、意外と不倫に寛容だということがわかったんです。
そして、不倫をしてみたいとおもったことがあるひとは、30.30%。おもったことがないひとの方が圧倒的に多いものの、それでもおよそ1/3のひとに不倫願望があることがわかります。
自分に不倫願望があるからこそ、不倫に対して寛容なのかもしれませんね。
ハッピーになれる不倫一般的に不倫というと、なかにはお互い既婚のW不倫もありますが、一方が既婚者で他方が独身という組み合わせが多いもの。既婚者がパートナーと離婚をしてくれない限り、永遠に結ばれることはありません。
ですが、神奈川大学人間科学部・大学院人間科学研究科の教授で、臨床心理士の杉山崇氏によれば、「ハッピーになれる不倫」もあるのだとか。
ただし、それには条件があるのだそう。
不倫で幸せになる条件とは……?
よくある既婚男性と独身女性のカップルを例にすると、男は妻や恋人の存在を隠したがり、女は語りたがる。
ここに不幸の原因があるので、既婚男性は、相手の女性の存在を公にできるコミュニティを持つ必要があり、そして、独身女性は、妻が絶対にやらないような、不倫相手が喜ぶポイントをひとつ以上、確認するべき……とのこと。
たしかに、不倫男性は妻を愛しているものの、日常生活で感じられなくなったときめきを、不倫相手から得ようとしていることが、心理学の研究ではあきらかになっています。
とはいえ、既婚男性が不倫相手を公にできるコミュニティを持つというのは、なかなか簡単なことではないので、独身女子が不倫をするときは、それなりの覚悟が必要そうですね。
幸せに不倫を終える多くの場合、いつかは不幸な終わりを迎える不倫……。一体どうすれば、幸せに終えることができるのでしょうか。
杉山崇氏は、けじめをつけようとはおもわないことが大切だといいます。
つまり、けじめをつけようと、不倫相手を意識的に遠ざけようとすることで、逆に執着してしまうということ。じつはこれ、通常の恋愛における失恋をふっきる場合にも同じことがいえるのです。
いかがですか。調査では、おおむね不倫が寛容な実態があきらかになりました。とはいえ、やはり上手くいくケースは少ないもの。不倫をするときは、じゅうぶんに覚悟と注意が必要です。
引用URL:http://woman.excite.co.jp/article/love/rid_Menjoy_282265/
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