「『好きだ』となかなか言葉にしてくれない」「デートに遅刻して来たことを一向に謝らない」「記念日を完全に忘れていた」「結婚の話をしようとするとはぐらかす」恋人のいる人の恋愛相談に乗っていると「~してくれない彼」にストレスを抱えている人がすごく多いことに気付かされます。
相談内容こそ、「彼がこういうことをしてくれないのはなぜなのか?」といったものですが、本人たちが本当に知りたいことは「どうしたら彼がそうしてくれるのか?」ということです。
要するに「こうなって欲しい私」と「そうならない彼氏」のGAPにイライラが止まらないという構造になっているわけです。
writer:川口美樹恋人へのイライラの原因は、あなたの「期待」にあると思えこの構造から見えてくることは、手前の「こうなって欲しい」という期待さえなくなれば、現実とのGAPも生まれずにイライラもなくなるということです。
あくまで理屈上は、ですけどね。
実践するのは簡単ではありません。
ただ、ストレスの原因が彼氏にあるのではなく実は自分側にある、ということは非常に重要なことなので、実際に実践できるとストレスフリーな生活が待っていることは事実です。
なぜなら、「じゃぁ私に何ができるだろうか?」という発想になりやすいく、彼の行動をどうするかではなく、自分の行動をどうするかの思考に頭が切り替わるからです。
友人夫婦の「お互いへの期待」が原因で起こったケンカ先日、もうすでに結婚して4年目になる友人が、こんな愚痴をこぼしていました。
友人「いつもは私がご飯を作ってるんだけど、その日はたまたま疲れて寝ちゃってたの。
それで旦那が帰って来たら『なんだまだ作ってないのか』ってボソって言ったんだよね。
なんかすごいムカついちゃって。
私も『文句があるなら毎日自分で作れば』とか自分も言っちゃって。
大人気なかったとは思うけど、もうちょっと労って欲しかったわ。
」もう教科書のような典型例で、なるほどと思って聞いていたのですが、この事例、奥さんはもちろんのこと、旦那さん側にも「相手への期待」があるのがわかりますか?旦那さんは「毎日家に帰って来たら晩御飯が用意されている」という期待を抱いているわけです。
だから用意されていないとそのことに対して不満を覚えます。
一方の奥さんは「ご飯ができてなかったら疲れてるなら俺が作ろうか?」ぐらいに気遣って欲しいという期待を抱いているので、そうならないことにストレスを爆発させたわけです。
さて、この二人の夫婦、それぞれがそれぞれに期待を無くしたら、どんな行動を取ることができるでしょうか?イラっと来た時が、あなたが変わるチャンスですまず旦那さん側ができたことを考えてみましょう。
僕が旦那さんの立場で実際にそのシーンに立ち会ったら、「これは俺の料理の腕をチャンスだ!」と考えます。
奧さんには「今から〇〇作るけど一緒に食べる?」とだけ聞いておきます。
それで起き上がってくるようであれば一緒に作ってもいいですし、まだ眠たそうであれば寝かしておきます。
奥さんがどういう行動に出ようと僕のお腹は満たされるので満足です。
では奥さんが側はどんなことができたでしょうか?僕が仮に奥さんの立場になったら、「こういう時のための対処法を考えて、ストレスのないようにしよう」と考えます。
がっかりさせてしまった旦那にはとりあえず謝っておき(なんならお酒でも用意しながら)、その上で「ちょっと相談があるんだけど」ともちかけます。
そこで「体調が優れなくてご飯用意できない時は事前に連絡するようにするから、その時は外でご飯食べて来てもらっていい?」と提案します。
それで家事の大変さが旦那に伝われば嬉しいし、伝わらなくても「しんどかったら食べて来てもらえばいいや」という軽い気持ちでいられるようになるので嬉しい、というわけです。
まとめ要するに、「相手を動かさなくても自分が心地よくなる方法はいくらでもあるよね」ってことです。
上にあげた以外にもにもいろんな方法があると思いますが、僕は相手にイラっと来そうになったら、「やばい、相手に期待しすぎている!」と反省し、そこから「どうしたらハッピーにできるか」を考えるようにしています。
最初こそ、その脳の切り替えに時間がかかりますが、慣れれば一秒で切り替えられるようになります。
本当です。
このトレーニングを続けていくと、恋人へのストレスを限りなく0に減らし、自分がハッピーになる行動が取れるようになっていくのです。
(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
相談内容こそ、「彼がこういうことをしてくれないのはなぜなのか?」といったものですが、本人たちが本当に知りたいことは「どうしたら彼がそうしてくれるのか?」ということです。
要するに「こうなって欲しい私」と「そうならない彼氏」のGAPにイライラが止まらないという構造になっているわけです。
writer:川口美樹恋人へのイライラの原因は、あなたの「期待」にあると思えこの構造から見えてくることは、手前の「こうなって欲しい」という期待さえなくなれば、現実とのGAPも生まれずにイライラもなくなるということです。
あくまで理屈上は、ですけどね。
実践するのは簡単ではありません。
ただ、ストレスの原因が彼氏にあるのではなく実は自分側にある、ということは非常に重要なことなので、実際に実践できるとストレスフリーな生活が待っていることは事実です。
なぜなら、「じゃぁ私に何ができるだろうか?」という発想になりやすいく、彼の行動をどうするかではなく、自分の行動をどうするかの思考に頭が切り替わるからです。
友人夫婦の「お互いへの期待」が原因で起こったケンカ先日、もうすでに結婚して4年目になる友人が、こんな愚痴をこぼしていました。
友人「いつもは私がご飯を作ってるんだけど、その日はたまたま疲れて寝ちゃってたの。
それで旦那が帰って来たら『なんだまだ作ってないのか』ってボソって言ったんだよね。
なんかすごいムカついちゃって。
私も『文句があるなら毎日自分で作れば』とか自分も言っちゃって。
大人気なかったとは思うけど、もうちょっと労って欲しかったわ。
」もう教科書のような典型例で、なるほどと思って聞いていたのですが、この事例、奥さんはもちろんのこと、旦那さん側にも「相手への期待」があるのがわかりますか?旦那さんは「毎日家に帰って来たら晩御飯が用意されている」という期待を抱いているわけです。
だから用意されていないとそのことに対して不満を覚えます。
一方の奥さんは「ご飯ができてなかったら疲れてるなら俺が作ろうか?」ぐらいに気遣って欲しいという期待を抱いているので、そうならないことにストレスを爆発させたわけです。
さて、この二人の夫婦、それぞれがそれぞれに期待を無くしたら、どんな行動を取ることができるでしょうか?イラっと来た時が、あなたが変わるチャンスですまず旦那さん側ができたことを考えてみましょう。
僕が旦那さんの立場で実際にそのシーンに立ち会ったら、「これは俺の料理の腕をチャンスだ!」と考えます。
奧さんには「今から〇〇作るけど一緒に食べる?」とだけ聞いておきます。
それで起き上がってくるようであれば一緒に作ってもいいですし、まだ眠たそうであれば寝かしておきます。
奥さんがどういう行動に出ようと僕のお腹は満たされるので満足です。
では奥さんが側はどんなことができたでしょうか?僕が仮に奥さんの立場になったら、「こういう時のための対処法を考えて、ストレスのないようにしよう」と考えます。
がっかりさせてしまった旦那にはとりあえず謝っておき(なんならお酒でも用意しながら)、その上で「ちょっと相談があるんだけど」ともちかけます。
そこで「体調が優れなくてご飯用意できない時は事前に連絡するようにするから、その時は外でご飯食べて来てもらっていい?」と提案します。
それで家事の大変さが旦那に伝われば嬉しいし、伝わらなくても「しんどかったら食べて来てもらえばいいや」という軽い気持ちでいられるようになるので嬉しい、というわけです。
まとめ要するに、「相手を動かさなくても自分が心地よくなる方法はいくらでもあるよね」ってことです。
上にあげた以外にもにもいろんな方法があると思いますが、僕は相手にイラっと来そうになったら、「やばい、相手に期待しすぎている!」と反省し、そこから「どうしたらハッピーにできるか」を考えるようにしています。
最初こそ、その脳の切り替えに時間がかかりますが、慣れれば一秒で切り替えられるようになります。
本当です。
このトレーニングを続けていくと、恋人へのストレスを限りなく0に減らし、自分がハッピーになる行動が取れるようになっていくのです。
(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
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