ケンゾー(KENZO)は、パリ・ファッション・ウィーク2日目の2017年9月27日(水)「メメント2(MementoNo2)」コレクションを発表した。ケンゾーの創立者・高田賢三への功績に尊敬の意を掲げ、現デザイナーのキャロル・リム&ウンベルト・レオンがモダンに蘇らせるメメント第2弾は、東洋のエッセンスとアメリカ素材を融合させた、1986年のKENZOジーンズがインスピレーション源。デニム素材はもちろん、アーカイブから高田を象徴するタイガーがモチーフの「バンブータイガー」、そして竹にフォーカスした「バンブーストライプ」の2プリントに着目し、クリエーションを進めた。まず題材となったのは、夏の定番水着、そして開放感溢れるハワイアンプリントの2つだ。そこにアメリカ人から見た日本の要素が加わり、新しいクリエーションが生まれる。着物のディテールや腰を巻くラップベルト。和の要素が鮮やかなプリントシャツやドレスにのっていく。アーカイブプリントから着想を得て、ハワイアン模様にタイガーとバンブーを登場させた。グリーンやピンクが鮮やかに顔を出すプリントはスイムウェアにし、シャツはあえて褪せた色にしてヴィンテージライクに仕上げた。KENZOジーンズの基本ファブリックであるデニムは、藍色とほんのりダークな赤色・サムライレッドにアレンジ。メンズはボトムスを、ウィメンズはハイウエストジーンズとワークウェアを作った。さらに、これらのジーンズにバンブープリントをあしらったオーバーオールも展開する。これは、ジャンプスーツを数多く出した高田のアイデアからだ。小物ラインからは、アクティブなデザインを。PVC素材で作ったバックパックとキャップ、そして身軽に動けるウエストポーチを提案。バッグには、高田のコレクションを想起させるブランドロゴのタグをプラス。さらに、ビーチシーンにもぴったりなサンハットまでも。タイガー&バンブーモチーフミックスのショートパンツと合わせれば、夏の装いは完璧だ。この記事もおすすめ「ジュンヤワタナベ・コムデギャルソン2018年春夏コレクション-有機的なラインと図形の関係性」>>この記事が気に入ったら、こちらもチェック!「こんなこと人に相談できないな…どうしよう」人間関係、家庭、子育て…。その悩み、一人で抱えないで経験豊富なプロカウンセラーに今すぐ電話で相談しませんか?関連リンクアニエスベー2018年春夏コレクション-パリの街に溢れる若者たちの活気ケンゾー2017年春夏コレクション-ブランド創立時、パリのアート界を席巻していた彼を想ってH&M×KENZOウィメンズコレクションを紹介-全アイテムの価格も掲載トムブラウン18年春夏コレクション-目を閉じれば、海の女王と一角獣に出会える夢物語が待っているケンゾーから”アイ(目)”モチーフの新フレグランス「ケンゾーワールド」ピオニー&ジャスミンを主役に
引用URL:https://woman.excite.co.jp/article/lifestyle/rid_Fashionpress_33835/
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